本とのこと

本と映画と音楽の話。

PerfumeのIf you wanna普通にやばいよね?

やばいよね?普通に。やばい。

何がやばいのか。

フューチャーベースがやばい

今回の新曲は「Future bassという新しいサウンドで作られている」そうです。

テレビでこんな風に紹介されていたのがTwitterで「Future bass=新しいサウンド」「もう4年前ぐらいで草」とか揶揄されてたけど海外の音楽に詳しくない僕みたいな人間からしたらフューチャーベース?なにそれ超おいしいです(^q^)

そしてこの気持ちいいサウンドに重なるSEVENTH HEAVEN的なエモさも入っていてやばい。

曲の短さがやばい

何度も繰り返し聴きたくなる曲って往々にして短いものが多いです。ぼく椎名林檎ファンなので思い出すのは東京事変の群青日和(3分33秒)とか能動的三分間(3分00秒)とか。こいつら何回リピートしただろうってぐらい聴いてる。

長い曲って疲れるんだよね。聴くのに体力がいる。しんどい。

If you wannaはなんと2分44秒しかありません。

「やばい!かっこいい!!うぉぉぉ!!!」って思ってたら曲が終わっちゃいます。「あっ」という間ってこのこと。そんでもう一回聞くの。以下繰り返し。

Perfume × ロックフェスはやばい

テレビでロッキンジャパンフェス2017のPerfume出演シーンが映っていたんだけどこのときに鳴っていたのがIf you wannaだったんですよ。聴いた瞬間「なにこれ新曲やばくね!?!?」ってなったよね。のっちの表情と手裏剣投げるみたいなダンスとこの聴いたことのない曲が頭に焼きついて離れなかった。

だいぶ前にPenasonicとコラボしたMVが公開されたEverydayを聴いたときは「へー次の新曲はこれかー。今回のもええなー。」ぐらいのテンションだったのがIf you wannaが新曲だと知ったときは「やばくね!!!!??」ってテンション20倍ぐらいアップしたよね。

そしてロッキンジャパンフェスのPerfumeはやばい。ロック。ギターもベースもドラムもいないのにロックフェスのステージに立ったPerfumeは最高にロックなのだ。なぜだ。ワンマンで見るより好きだ。

まとめ:Perfumeはやばい

 Perfumeの3人が「フェスで盛り上がる曲がほしい」と思っていたときに今回この曲が来たらしいです。中田ヤスタカ先生はやばい。

昔思い描いていた「未来の人が聴く音楽」感。未来に生きてるよ。俺たち。

 数年前にJPNというアルバムを(このときもやばいなーと思いながら)聴いていて、ふと「Perfumeってこの先何年続くんだろう...」って、当時3人が22歳ぐらいだったから「30歳過ぎたらもうきついんかな...」とか勝手に漠然とした不安を持っていたんだけど(失礼)、もう来年で30歳ですよ!彼女たち。

衰えるどころか年々輝きが増していってます。どこまでいくんだ。

どこまでもついていく準備はある。

If you wanna

If you wanna

  • Perfume
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

勝手にやめるな 赤い公園「熱唱サマー」

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おい!こんなすごいアルバム残してボーカル脱退ってどういうことだよ!!!勝手に辞めるな(青春のjourney)!!!!

冒頭から取り乱しましたこんにちは。出ましたね熱唱サマー!このアルバム聴いてからキュンキュンしっぱなしです。

アートディレクターは木村豊さん、プロデューサーに蔦屋好位置さん、亀田誠治さんが参加。レコーディングは井上うにさん。あれ、おかしいな、好きなものが詰まりすぎてる。こんなん良くないわけない。

というわけで全曲レビューです。

赤い公園「熱唱サマー」の感想・レビュー

1.カメレオン

イントロの激しいドラムがもう「来た!」って最高のアルバムの幕開けを確信させてくれる。その後の4人の「セイッ」のかけ声、管楽器の音、七色に輝く音、七色に輝く歌詞、控えめに言って最the高である。祭りである。祭りが始まる。

2.闇夜に提灯

2017年連続リリースシングル一発目。プロデューサーはYUKIのプロデュースでも有名な蔦屋好位置さん。良くないわけない。タイトルからは想像できないくらいキャッチーでアップテンポな一曲。カメレオンの幕開け感から祭り本番に突入した感があって良い流れ。夏ーー!

3.AUN

ピコピコビリビリと鳴る電子音が楽しくて新しい。赤い公園、進化してる。あとこのアルバム通して思ったけどどの曲もアウトロがブツッと潔く終わっていて良い。

4.最後の花

この曲控えめに言ってやばい。音数多い。興奮。そして椎名林檎ファンとしては浴室を彷彿とさせられる歌い出し、やつつけ仕事を彷彿とさせられるストリングスにニヤニヤしてしまう!

複雑なのにやりすぎでないアレンジ、ユーモアと真剣さと熱のこもったボーカルが絶妙なバランスでミックスされていて最高。

5.ジョーカー

さわやかな夏の午後みたいなギターのはじまりが心地良い。ここでも後ろに入ってくる電子音のアクセントが飽きさせなくて気持ちいい。

タイトルからは予想できない切ない曲。

6.プラチナ

亀田師匠の関わる曲はいつもかわいくて、やさしくて、強い。東京事変の閃光少女も、空が鳴っているも、赤い公園の苺も、このプラチナも。この方の人柄が曲に滲み出ている。そしてサビでぐぉぉぉってくる盛り上がりにいつもぐっとくる。

 7.恋と嘘

私男だけど恋する女の子の気持ちにキュンキュン共感できるのは、これまでにChar先輩やaiko先輩が教えてくれたからだと思うんです。

こんなに乙女な曲今まで赤い公園にあっただろうか。最高。

8.セミロング

歌詞の通り”希望と不安がはんぶんこずつ”な雰囲気をそのまま表現したような曲。セミロングってタイトルもぴったり。

9.BEAR

オルガンみたいなピアノの音とボーカルの声だけで歌われるシンプルな曲。タイトルと曲調から宇多田ヒカルのぼくはくまを彷彿とさせるけどそこまで幼さなくないもっと大人な女の子とBEARの関係を歌った曲。

10.ほら

バンドサウンドだけのシンプルなアレンジがこのアルバムの中だと逆に引き立つ。

歌詞が大人なのに子供みたいに無邪気な赤い公園の4人と、赤い公園のこれから歩む道に重なる。

11.journy

「間違いだらけの答えになれ」

力強いボーカルと言葉のアカペラの始まりで一瞬で心を持っていかれる。

「勝手にやめるな青春のjourney」

「お前の残した足跡が答えになる」

「間違いだらけのお前のまま 答えになれ」

今の状況で聴くとやっぱり脱退するボーカルの佐藤千明さんに向かって作詞作曲の津野米咲さんが叫んでるように聴こえて、こみ上げてくる。

そしてMVやばくない?かっこよすぎる。大草原に横たわった赤いドレス。

12.勇敢な子供

エールのようなコーラスと3人のボーカルで始まる。その後に千明さんがソロになるところでまたこみ上げてくる。

こんな素敵な曲達をこんな素敵に歌い上げるボーカルの代わりを誰ができるんだろう!

まとめ:お前の残した足跡が答えになる

こんなに愛おしいアルバムを手にしたのは久しぶりだ。

曲はもちろん、木村豊さんのアルバムアートワークが大好きすぎてやばい。プールに飛び込んだ赤い水泳帽のアルバム表紙がやばい。アルバム裏表紙の4人のアー写がやばい。内表紙の赤い公園の文字とプールに潜る赤い帽子のアクセントがやばい。プールに散りばめられた歌詞がやばい。木村豊さんのCDジャケットへの愛がやばい。

そんなアルバムアートワークと、素晴らしい楽曲達と、メンバーへの思いと、千明さんのボーカル脱退への思いと、夏の終わりの切なさとかが全部ごっちゃになって迫ってきてとにかく愛おしいんです。こういう愛が詰まったアルバムにこそCDショップ大賞あげたい。まずはノミネートしてほしい。

デビュー当時から追いかけてきた4人。毎回初回特典DVDについてくる「情熱公園」というドキュメンタリーでいつも笑わせてくれる4人の個性が大好きだった。その中でもボーカルの佐藤千明さんが休憩中とかに急に始めるクオリティの高い寸劇にひときわ笑わされた。

そんな彼女が急に地上波のものまね歌合戦に一人で出てきてアナ雪の曲を歌いながらものまね(アンパンマンと神田沙也加と倖田來未と中島美嘉)を披露したときはびびった。びびった後、彼女の芸はテレビでも通用するんだ!ってファンとして誇りに思った。

芸達者な彼女だから今後も我が道を進んでどうやったって生きていけるんだと思う。

ボーカル脱退つらすぎるし、今後の赤い公園がどうなっていくかはわからないけど、このアルバムが作り手の思いが詰まった最高のアルバムだってことだけはわかる。このアルバムが残した足跡がきっと今後の赤い公園にとって、今後の音楽業界にとって、答えになるってわかる。

本を読まない読書初心者におすすめする小説10選

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「読書なんかほとんどしたことない」「ビジネス書とかはたまに読むけど小説はちょっと...」っていう人けっこういると思います。僕も学生の時はそんな感じだった。普段本を読まない人にとって小説を読むことってハードルが高いよね。

でも読書の醍醐味って小説にこそ詰まってる!みんなに読書好きになってほしい!というわけで本を読まない人(本を読みたい人)におすすめの10冊を選びました。

本を読まない読書初心者におすすめする小説10選

小説を読む楽しさに気づけるものや、小説をあまり読んだことがない人でも読みやすくてキャッチーなものを中心に選びました。まずはどれか一冊から小説入門として使ってください。

1.アヒルと鴨のコインロッカー

大好きな小説。最初はちょっと読みにくいかもしれないけど最後まで読めば「おおおん!小説のおもしろさってこういうことか!!!」ってわかる。伊坂幸太郎さんの初期の作品は読みやすくておもしろいので読書初心者におすすめです。これの映画もおすすめだけど絶対に小説から読んでほしい!

2.死神の精度

死神にまつわる6編から成る短編集。短編なので読みやすいけど千葉という死神によって物語の世界が繋がっている。最初から最後まで読むと感動と興奮が同時に襲ってきます。僕は電車の中でこの小説の最後の話を読み終えたときに一人で泣いてた。

3.告白

とにかく読みやすい。5人の登場人物が独白形式で各章ごとに交代で事件について語っていく。事件の真相がだんだんとわかっていく体験にぞくぞくする。怖い。物語の展開に引き込まれて一気に読めます。徹夜して読もう。

4.容疑者Xの献身

これぞミステリー小説!事件の真相がわかっていく展開にぞくぞく。感情が揺さぶられる。東野圭吾さんの小説はどれも読みやすいけどこれはその中でも傑作です。これを読めば絶対「ミステリーっておもしろい!!」ってなって別の小説も読みたくなるはず。

5.幸福な生活

読みやすい。19個の短編小説が載っている。ひとつひとつの話が短いのですぐ読める。各物語の最後の1行でどんでん返しを体験できる仕掛けになっているのでその1行が気になって手が止まらなくなる。一気に読めます。

6.モンスター

奇形的な醜い姿で生まれ、ある事件がきっかけで周囲から「モンスター」と呼ばれるようになった主人公の和子。美容整形をして、自分と周囲の見る目が変わっていく感覚に快感を覚える。1人の男を思い続けて整形手術にはまっていく女性の物語

百田さんの小説は読みやすい。この小説も引き込まれて一気に読めます。

7.何者

大学生達の就活の物語。著者が若いので自分も経験したことのある就活の空気感とか、こういうやついるいる〜というのを共感しながら楽しめて読みやすい。後半のはっとさせられる展開も小説ならではで「そうそう小説のおもしろさってこれだよねーー!!!」って興奮した。

8.ピンクとグレー

著者はNEWSの加藤シゲアキさん。「ジャニーズのアイドルが書いた小説」という色眼鏡は外してとりあえず読んで見てほしい。おもしろいし、上手いし、若いころから芸能界にいたからこそ書ける物語だなーと感心した。他の作品も読んでみたい。

9.劇場

火花で芥川賞を受賞した又吉直樹さんの2作目。火花もおもしろかったけどそれ以上に良かった。主人公の態度や行動に苛立ちつつも、自分にも心当たりのある人間の嫌な部分や恥ずかしい部分を全開で見せられた気がして内省させられる。読み終わった後、体の中に激情が走った。

10.コンビニ人間 

36歳未婚。今まで彼氏なし。コンビニ店員の物語。”普通”の人とは違う主人公の恵子の目から現代社会を見ることで「普通ってなんだろう」「人間って気持ち悪い」って考えさせられてちょっと苦しくなる。まだ文庫版は出てないけどページ数も少なくて読みやすい。

まとめ:「読後感」を知ってほしい

まずはこの中から一冊手に取って読書のおもしさにはまってほしい!小説でしか味わえない「読後感」というやつを知ってほしい!一冊読み切れば「これが読書か!」「他にも読んでみたい!!!」ってなるはず。同じ作家さんの他の作品を読むのも良いし、他の作家さんを当たってみるも良い。

そろそろ夏が終わって読書の秋が来るし、秋の夜長を楽しもう。