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初心者におすすめする[Alexandros](アレキサンドロス)のこと

[2017年2月10日更新]

f:id:ryumachi3:20161006165141j:image出典:alexandros.jp

大物感が漂ってきた[Alexandros]

[Alexandros]最近売れてますね!出す曲全部タイアップついてるし他のバンドと比べると大物感が漂ってきた。アサヒビールのCM曲にもなった「ワタリドリ」ぐらいならみんな「知ってる〜」ってなるぐらい認知度も上がってきた。そんな絶好調な状況で11/9にニューアルバム「EXIST!」がリリースされる。このタイミングで[Alexandros]についてまとめておきたい。

[Alexandros]とは?

[Alexandros]の読み方は「アレキサンドロス」。両側の括弧は発音しない。略称は「ドロス」が多数派。たまに「アレキ」という人もいる。綴りは「Alex and ros」と3つに分けると覚えやすい。改名後のバンド名がこの名前で発表されたときはTwitterがざわついた(ダサいとか、呼びにくいとか、しゃんぺいんの方が良かったとか)。今はみんなしっくりきているみたい。

[Champagne]とは?

[Champagne]の読み方は「シャンペイン」。両側の括弧は発音しない。アレキサンドロスの前のバンド名である。両側に括弧が付いているのは「ラベルみたいにしたかったから」。略称は「しゃんぺ」。ボーカルの川上洋平のあだ名「ようぺいん」はこのバンド名からきたもの。もっと略すと「ようぺ」。

[Alexandros]のこれまで

そんなドロスのこれまでで印象的な出来事をまとめた。

インディーズ時代

  • 大学時代に[Champagne]という名前でバンド結成
  • 1枚目のアルバムのツアー後に現メンバーのドラム庄村聡泰が加入
  • メンバー4人で東京の一軒家で共同生活をしていた
  • インディーズ時代に4枚のアルバムをリリース
  • シングル「starrrrrrr」リリース後にMステ初出演
  • 多数のフェスに出演。バンドの中でもその年のフェス出演数最多とも言われていた。
  • シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会の日本支局からの要請を受けて[Champagne](シャンペイン)というバンド名を改名することに
  • 初の日本武道館公演のアンコールで新バンド名[Alexandros](アレキサンドロス)を発表する

メジャー時代

  • ユニバーサルミュージックからシングル「ワタリドリ/Doracura」でメジャーデビュー
  • ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015のヘッドライナー(大トリ)を務める
  • シングル曲「Girl A」をフジテレビ系ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」主題歌として書き下ろし
  • シングル曲「Swan」をフジテレビ系ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」主題歌として書き下ろし
  • Mステに「ワタリドリ」で2回出演する
  • 「Nawe,Nawe」を映画「ターザン:REBORN」日本版主題歌として書き下ろし
  • 「今まで君が泣いた分取り戻そう」を映画「今日のキラくん」主題歌として書き下ろし
  • ドコモCMに「Buzz Off!」で綾野剛と共演

[Alexandros]はなぜ売れたか?

曲がかっこいい

バンドなんだからこれは必須なんだけどもかっこいい、曲が。演奏も上手い。ライブの盛り上げ方も上手い。oasisっぽい(oasisをリスペクトしている)。日本の若手バンドで曲も考え方も一番「ロックンロール」してると思う。

ボーカル(川上洋平)がかっこいい

川上洋平さんは幼少期に6年間シリアで育った帰国子女。ベースの磯辺博之さんも4年間アメリカで育った帰国子女。だから英語もペラペラ。やっぱりバンドってボーカルがかっこいい方が有利だよね。あとカリスマ性。その方がライブDVDも売れるしYoutubeの再生回数も増えるし得。「顔ファン」っていう人たちもいっぱいいると思うけどそれが音楽を聴いてもらえるきっかけになるならどんどん利用していったらいいと思う。しかし顔がイケメンでもチャラチャラしてないのがいい。音楽のことばっかり考えてる。

志が高い 

インディーズ時代からずっと「世界一のバンドになる」って言い続けている。なんやそれ。ルフィか。イギリスの世界最大のロックフェスであるグラストンベリーのヘッドライナーを務めるのが(夢じゃなくて)目標。志が高すぎる。

Mステに初出演した時、タモリさんにMステ初出演した気持ちを聞かれた時も普通のバンドなら「緊張しています」とか答えそうなところだけど川上洋平さんは終始「光栄です」と答えていたのがすごく記憶に残っている。やはり世界を目指している人は違う。 

川上洋平の生き方がかっこいい

このバンドのフロントマンの川上洋平さんは顔だけじゃなくて生き方もかっこいい。憧れる。

川上洋平の「仕事観」がかっこいい

川上洋平さんはインディーズ時代のファーストアルバムを出すまでは広告代理店の営業職でサラリーマンとして働いていた。サラリーマン時代に幕張メッセに来た時は「早くここでライブやりてー」と思いながら仕事をしていたとのこと。2015年のツアーで幕張メッセでのライブは実現している。

洋平さんの「仕事」とか「人生」に対する考え方とか悩む気持ちがインディーズ3枚目のアルバム「Schwarzenegger」収録の「spy」という曲にすごく出ている。この曲は、自分が選んだ人生が間違いかもしれないと不安になることもあるけど最後には「我が人生に悔いはない(と言って死にたい)」と歌っている。[Alexandros]の中でも川上洋平さんのすごく私的な曲。

あとインディーズ2枚目のアルバム「I Wana Go To Hawaii.」収録の「?」という曲でも「仕事」について歌っている。「あなたにとって仕事って何ですか?」と聞かれても「わかりませんがそれを知る為に死ぬまで続けたいんです」と歌っている。かっこいい。

そんな風に仕事について悩んだりすることもあるけど、自分の道を信じて大きな目標を掲げて次々と実現している姿が本当にかっこいいし胸が熱くなる。

川上洋平の趣味がかっこいい

川上洋平さんは年間200本近くの映画を観るほどの映画好き。仕事の音楽以外にもそのぐらいのめり込める自分の趣味があるのって素敵だしかっこいい。趣味が高じて雑誌(MUSICA)で映画コラムも書いている。今では映画の主題歌も担当するようになっているし、趣味が仕事に繋がるのって本当に素敵だ。

ファッションも独特で自分のポリシーがちゃんとある。メンズノンノなどのファッション雑誌にも度々登場している。

カフェも好きっぽい。スタバとかドトールとかもよく行くみたい。お酒は飲めないけど居酒屋とか飲み会の雰囲気は好きらしい。

最近は更新されてないけどアメーバで「あれきさんどろす日記」というブログを更新していた。バンドマンでこんなに丁寧に自分の曲の解説や出演したライブの感想をブログに書いてくれる人ってなかなかいないし、川上洋平さんの考え方とか趣味がわかるファンにとってはとっても貴重なブログ。ドロス教に入信したければこのブログを経典として1話から100話まで全部読んでみよう。

川上洋平オフィシャルブログ「あれきさんどろす日記」Powered by Ameba

[Alexandros]初心者におすすめのアルバム

ALXD

アルバム名はバンド名の[Alexandros]を略したもの。メジャーデビュー1枚目でバンド名がタイトルになっているだけあってこのバンドの名刺代わりのアルバムと言える。アルバム1曲目にも名刺代わりの「ワタリドリ」が収録されているし。おすすめ曲は(1)(2)(4)(9)(11)。

「ALXD」収録曲一覧

1. ワタリドリ
2. Boo!
3. ワンテンポ遅れたMonster ain't dead
4. Famous Day
5. Adventure
6. can't explain
7. Buzz Off (Interlude)
8. Oblivion
9. Leaving Grapefruits
10. Dracula La
11. Droshky!
12. Dog 3
13. Run Away
14. Coming Summer 

I Wana Go To Hawaii.

なんといっても名曲「city」が収録されているだけでも聴いておく価値あり。インディーズ時代の2枚目のアルバム。おすすめ曲は(1)(2)(3)(4)(7)(8)(10)(12)。おすすめ曲多いな。

「I Wana Go To Hawaii.」収録曲一覧

1. ?
2. My Blueberry Morning
3. Rocknrolla!
4. Underconstruction
5. Tic Tac Toe
6. tokyo2pm36floor (Interlude)
7. city
8. 風邪をひいた時の歌
9. Revolution, My Friend
10. Cat 2
11. You're So Sweet & I Love You
12. サテライト

 [Alexandros]初心者におすすめするライブ定番曲

Burger Queen

Burger Queen

Burger Queen

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 ライブで登場時の曲(SE)として必ずと言っていいほど使われる曲。インディーズ1枚目のアルバム「Where's My Potato?」のオープニング曲。

City

City

City

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 インディーズ1枚目のシングル曲。昔からのファンにも人気の高い名曲。エモい。若い。ちなみにアルバム「ALXD」収録曲の「Famous Day」が「City」に続く名曲だとメンバーに言われたが曲を作った洋平さん自身はしっくりきてないらしい。

Starrrrrrrr 

Starrrrrrr

Starrrrrrr

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 インディーズ時代6枚目のシングル曲。「Me No Do Karate.」に収録。これも昔からのファンにも人気の高い名曲。爽やか。サッポロのゲロルシュタイナーという炭酸飲料のCM曲。シングルバージョンには曲中に炭酸の音が入っている。曲名末尾の「r」は7つあるのが正しい。7つある理由は「アホな奴等をあぶり出すため」。自分たちのバンド名[Champagne]を間違えた表記でCDを置いているレコード店やレンタルショップを見てくやしかったらしい。

この曲の「光る誰かを見て私は泣いた」の部分は、もう辺りが暗くなった時間帯のフェスの大トリで他のバンドがステージの照明に照らされながら演奏している姿を見て自分のバンドの現状と比べてくやしくて泣いたというエピソードを歌詞にしている。だからこの曲をフェスの大トリのステージなんかで聞くと胸が熱くなる。

Kick & Spin 

Kick&Spin

Kick&Spin

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 インディーズ4枚目のアルバム「Me No Do Karate.」収録曲。2回目のMステ出演時にも披露。この曲あたりから洋平さんがギターを持たずマイク一本で歌うことが多くなった。サビがワタリドリに似ている。

Adventure 

Adventure

Adventure

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 [Alexandros]に改名後初のシングル曲。「ALXD」に収録。この曲がリリースされたときに洋平さんが「今一番好きな曲」と言っていた。曲の最後はオーディエンスも含めて「オーオオ、オーオオ、オオオオオーオ」と歌う。

ワタリドリ 

ワタリドリ

ワタリドリ

  • [Alexandros]
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 [Alexandros]のメジャーデビュー曲、名刺代わりの一曲。一般の人たちへの認知度が一番高い。「ALXD」に収録。

新曲

あとはその時々にリリースするシングル曲やアルバム曲を演奏することが多い。

まとめ:大きな目標を持って人生を突き進んでいる大人はかっこいい

ドロスが売れ始めたのはメンバーが30歳を過ぎた頃で、他の若手バンドに比べたらだいぶ年をとっていた時期だ。それでも諦めずに自分達の選んだ道を信じて突き進んで成功している姿は聴いている人に勇気をくれる。

夢や目標は「思う」だけじゃなくて口に出したり紙に書いたりした方がいい。[Alexandros]の生き方はそれを体現している。目標を次々と実現している姿を見てファンも一緒になって熱くなれるのが[Alexandros]の魅力だと思う。グラストンベリーのヘッドライナーとしてステージに立つ日が楽しみだ。

[Alexandros](アレキサンドロス)好きにおすすめの本

ROCKIN'ON JAPAN 2016年12月号

2016年12月号のROCKIN'ON JAPANは[Alexandros]川上洋平が表紙。アルバム「EXIST!」メンバー全員インタビュー&川上洋平ソロ2万字インタビューと撮り下ろし写真など。

「魔王」伊坂幸太朗

川上洋平さんおすすめの小説。伊坂幸太郎さんの「魔王」。洋平さんと同じく映画化希望。「魔王」と「呼吸」2つの話が収録されているんだけど「呼吸」の方もエモくて好きです。

面白かった。まずキャラクターが魅力的。政治家の犬養はファシズム政策を展開して一見悪役ぽく描かれているけど何処か納得させられる魔力を持っている。「日常」に特化した点もさすが。映画化希望。

【エルパカ読書】 [Champagne]の選ぶ3冊|ローチケHMVニュース

「砂漠」伊坂幸太朗

ベースの磯部寛之さんおすすめの小説。伊坂幸太郎さんの「砂漠」。大学に入学して出会った大学生達の物語。この小説は伊坂さんがロックを聴きながら書いたと語っていたので何か通じるものがあったのかも。

ファンの方から頂いた小説で、自分にとっては伊坂小説との出会いでした。最初は癖のある文章だなぁと思いつつも何時の間にかハマっていて、この小説をきっかけに麻雀覚えたりもしました◎

【エルパカ読書】 [Champagne]の選ぶ3冊|ローチケHMVニュース

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