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本を読まない読書初心者におすすめする小説10選

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「読書なんかほとんどしたことない」「ビジネス書とかはたまに読むけど小説はちょっと...」っていう人けっこういると思います。僕も学生の時はそんな感じだった。普段本を読まない人にとって小説を読むことってハードルが高いよね。

でも読書の醍醐味って小説にこそ詰まってる!みんなに読書好きになってほしい!というわけで本を読まない人(本を読みたい人)におすすめの10冊を選びました。

本を読まない読書初心者におすすめする小説10選

小説を読む楽しさに気づけるものや、小説をあまり読んだことがない人でも読みやすくてキャッチーなものを中心に選びました。まずはどれか一冊から小説入門として使ってください。

1.アヒルと鴨のコインロッカー

大好きな小説。最初はちょっと読みにくいかもしれないけど最後まで読めば「おおおん!小説のおもしろさってこういうことか!!!」ってわかる。伊坂幸太郎さんの初期の作品は読みやすくておもしろいので読書初心者におすすめです。これの映画もおすすめだけど絶対に小説から読んでほしい!

2.死神の精度

死神にまつわる6編から成る短編集。短編なので読みやすいけど千葉という死神によって物語の世界が繋がっている。最初から最後まで読むと感動と興奮が同時に襲ってきます。僕は電車の中でこの小説の最後の話を読み終えたときに一人で泣いてた。

3.告白

とにかく読みやすい。5人の登場人物が独白形式で各章ごとに交代で事件について語っていく。事件の真相がだんだんとわかっていく体験にぞくぞくする。怖い。物語の展開に引き込まれて一気に読めます。徹夜して読もう。

4.容疑者Xの献身

これぞミステリー小説!事件の真相がわかっていく展開にぞくぞく。感情が揺さぶられる。東野圭吾さんの小説はどれも読みやすいけどこれはその中でも傑作です。これを読めば絶対「ミステリーっておもしろい!!」ってなって別の小説も読みたくなるはず。

5.幸福な生活

読みやすい。19個の短編小説が載っている。ひとつひとつの話が短いのですぐ読める。各物語の最後の1行でどんでん返しを体験できる仕掛けになっているのでその1行が気になって手が止まらなくなる。一気に読めます。

6.モンスター

奇形的な醜い姿で生まれ、ある事件がきっかけで周囲から「モンスター」と呼ばれるようになった主人公の和子。美容整形をして、自分と周囲の見る目が変わっていく感覚に快感を覚える。1人の男を思い続けて整形手術にはまっていく女性の物語

百田さんの小説は読みやすい。この小説も引き込まれて一気に読めます。

7.何者

大学生達の就活の物語。著者が若いので自分も経験したことのある就活の空気感とか、こういうやついるいる〜というのを共感しながら楽しめて読みやすい。後半のはっとさせられる展開も小説ならではで「そうそう小説のおもしろさってこれだよねーー!!!」って興奮した。

8.ピンクとグレー

著者はNEWSの加藤シゲアキさん。「ジャニーズのアイドルが書いた小説」という色眼鏡は外してとりあえず読んで見てほしい。おもしろいし、上手いし、若いころから芸能界にいたからこそ書ける物語だなーと感心した。他の作品も読んでみたい。

9.劇場

火花で芥川賞を受賞した又吉直樹さんの2作目。火花もおもしろかったけどそれ以上に良かった。主人公の態度や行動に苛立ちつつも、自分にも心当たりのある人間の嫌な部分や恥ずかしい部分を全開で見せられた気がして内省させられる。読み終わった後、体の中に激情が走った。

10.コンビニ人間 

36歳未婚。今まで彼氏なし。コンビニ店員の物語。”普通”の人とは違う主人公の恵子の目から現代社会を見ることで「普通ってなんだろう」「人間って気持ち悪い」って考えさせられてちょっと苦しくなる。まだ文庫版は出てないけどページ数も少なくて読みやすい。

まとめ:「読後感」を知ってほしい

まずはこの中から一冊手に取って読書のおもしさにはまってほしい!小説でしか味わえない「読後感」というやつを知ってほしい!一冊読み切れば「これが読書か!」「他にも読んでみたい!!!」ってなるはず。同じ作家さんの他の作品を読むのも良いし、他の作家さんを当たってみるも良い。

そろそろ夏が終わって読書の秋が来るし、秋の夜長を楽しもう。