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もう全部作っちまうさ フレデリック「TOGENKYO」

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出典:natalie.mu

フレデリックというバンドをご存知か。

フレデリックって言ったら「オドループは知ってる」ぐらいの人はいっぱいいると思う。だからオドループの次はこのアルバム聴いてくれって言いたくなるぐらいこの「TOGENKYO」はフレデリックの特徴というか本質を表してる。リリースされてから少し時間が経ったしアルバムレビュー書くつもりなかったんだけどTOGENKYOツアーが良すぎてフレデリック好き度とTOGENKYO好き度が高まりすぎてブログ書きたくなりました。

というわけで高まったまま全曲レビュー!

フレデリック 「TOGENKYO」全曲レビュー

TOGENKYO / フレデリック

1.TOGENKYO

アルバムタイトルと同名曲。このアルバムの看板と言っていいです。一度聞いたら口ずさみたくなるキャッチーなメロディー。同じ言葉をこれでもかと繰り返す病みつきになる歌詞。体が勝手に揺れはじめる心地よいリズム。それでいて熱さのこもったメッセージ。この一曲にフレデリック全部詰まってるじゃんと言えるくらいフレデリックな曲。アルバムの導入として完璧な一曲目です。

2.スローリーダンス

 この80年代ディスコ的なサウンドよ。僕87年生まれなのでその時代知らないんですけど。僕たちの親世代絶対好きだよ。絶対身体揺らすよね。フレデリックは89年〜90年生まれだからもっと知らないよね。その若さでその世代の心つかむ若手バンド他にいます?50代の皆さんにもぜひ聴いていただきたい。

3.かなしいうれしい

このヘンテコなのにキャッチーなメロディーがフレデリックらしさ(この曲シングル発売前の配信リリースで聴きまくってシングル購入後にもいっぱい聴いてからのアルバム収録なので正直聴きすぎた感は否めない)。「恋と嘘」というアニメの主題歌としてアニメの映像とともにこの曲が発表されたときはほんとしびれましたね!映画版の「恋と嘘」にもぜひフレデリックを採用してほしかった!それだったら絶対映画見に行ってた。

4.たりないeye

今回のTOGENKYOツアーは「フレデリックに足りないものを補うツアー」とのことでライブでも重要な役割を果たすこの曲。初めてCDで聴いたときはあんまりインパクトなかったんだけど、健司くんがMCで「フレデリックの根になる曲です」と語った後に聴くと衝撃的に響いた。ライブから帰った後に歌詞をじっくり読んだ後に聴くとさらに。フレデリック の大切な曲がまた一曲増えた。

5.ミッドナイトグライダー

これもフレデリックお得意の懐かしさのある歌謡曲サウンド。 ほんと若いのにこの曲作れる才能すごい。真夜中の高速道路をドライブしながら聴きたい。このまま夜に溶けたい。

6.パラレルロール

前曲のミッドナイトグライダーの夜の雰囲気も残しつつもっとアップテンポで刺激的なかっこいい曲!ギターの赤頭さんが東京事変のファンで、浮雲みたいな「主張しているけど邪魔にならないギター」を目指しているという話をつい最近知ったんだけどこの曲は特にそんな感じ。耳に残るのに心地良いギターが聞けます。途中に入るマリオのクッパ出てきそうなギターの音(伝わりますか?)も好き。

7. RAINY CHINA GIRL

フレデリックちょいちょいチャイナ感ある曲入れてくるよね。かなしいうれしいのイントロもチャイナ感あるし、好きなんでしょうね。今回のTOGENKYOツアーでこの曲だけ演奏されなかったんだけどライブ終演後のSEでこの曲が流れてすごく心地よかった。生でも聴きたかったなー。

まとめ:踊ってない夜が気に入らない人よりも

正直このアルバムって自分的にはインパクト薄くてあまり聞いてなかった。ライブで聴くとこのアルバム曲がすごい鮮やかに聴こえて一曲一曲がすごく大事になった。そういう体験やストーリーを通すと同じ曲なのに印象ががらっと変わったりするから音楽っておもしろいです。

フレデリックのファンってオドループが好きな人(悪く言えば騒ぎたいだけの人)というよりその逆で、音楽をほんとに愛してる人とか、懐かしさに惹かれる人とか、やさしくて騒がしくないイメージがある。

そしてこのバンドは来年4月には地元の神戸ワールド記念ホールで初のホールワンマンライブも決まってこれから必ず知名度が上がってくる。

というわけでフレデリックのこの音楽が邦楽ロック好きの若い子だけじゃなく年配の方にも広まればすごく素敵な世の中それこそTOGENKYOだなと思うのです。広まれ〜。

↑初回限定盤。このアルバムのために撮り下ろされたスタジオアコースティックライブDVDが収録されていてこれが最高。

↑CDのみの通常盤。ジャケットこっちの方が良い。