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Perfumeアルバム「FuturePop」の感想・全曲レビュー

Perfume_FuturePop

Future Pop

Perfumeのニューアルバム出ましたね!!!「2年4ヶ月ぶり」という文言を見て「は?!??」ってなんか時空が歪んだ気がした。

よく考えたらこのブログ始める2ヶ月前かー!そっかー!いろいろあったな。

次でるアルバムはやばいよ絶対やばいよと構えていたんですがやっぱりやばいよ!やばいでいろんな感情表現できる日本語便利。

早速感想書きたくてうずうずしているので全曲レビュー行きまーす!

Perfumeアルバム「FuturePop」の感想・全曲レビュー

1.Start-Up

ジャケットのイメージからゴリゴリの音が聴こえるかと思いきやすごいかわいいのきた!意外。Perfumeの3人も言ってたけどここから絵本の中に引き込まれるようなわくわくする導入。

2.FuturePop

最近のアルバム1曲目はゴリゴリの音鳴らしてPerfumeの強さ・凄味を見せつける!みたいな感じあったけど、今回のはやさしい!やわらかい感じ。アコースティックなイントロにかしゆかがソロで歌い始めるのほんと最高。やさしいながらも中田ヤスタカさんっぽいパーティーメーカーっぽいぐんぐん上がってくる感じもちゃんとある。ここからIf you wannaに繋がるんですよね。これだけでもうこのアルバムの勝ちが見えました。

3.If you wanna

僕この曲単体で1記事書くぐらいこの曲好きなんです。 

このシングルが出たときからIf you wannaが入るアルバムは絶対やばい。やべぇだろ。と心待ちにしてた。もうそのときが来た。え、あれからもう1年???時間経つの早ぇ。

4.TOKYO GIRL

今やおなじみの曲となったTOKYO GIRL。テレビで披露されすぎてテレビでこの曲聴くの正直おなかいっぱいであんまり音源で聴いてなかった。やっぱアルバムで聴くと全然印象変わる!良い方向にグーンと!聞き飽きた感あったTOKYO GIRLがちゃんとFuturePop化している(FuturePop化とは)

5.FUSION

docomoの企画で3人がロンドン-東京-NYで踊るのに完全にシンクロするやつ。あれめちゃくちゃ痺れました。曲・ダンスのかっこよさと映像のかっこよさと通信技術の進化っていう3つの感動が同時に押しよせてきて震えた。なんかぱっとしないなーと思っていたdocomoがこの辺からdocomoやるな!って思い始めた。ほんと良い企画。

無限未来のカップリングとして聴いていた時はなんかシングルのおまけ感があったんだけどこの並びの中で聴くと前回のアルバムのSTORY並みに際立っていて非常にクール。

6.Tiny Baby

FUSIONの後にこれ最高すぎでしょ!チョコレイトってSpecial!愛想ってなーに?

何がやばいって歌詞がやばい。中田さんのワールドが爆発してる。ローリングパワー。否が応でもテンションが上がりますね。上がりますねん。

7.Let Me Know

アルバム聴く前にMステでこの曲聴いたんだけど泣きそうになった。STAR TRAINほど泣かせにかかってくる曲なわけじゃないのに。

Perfumeの3人って自分より一個下だから今年で30歳になるんだよね。20代最後のアルバム。Perfumeがまだ大学生のころは、自分が30になったときのことなんかPerfumeが30になったときのことなんか想像もつかなかった。この曲聴いて、何歳になってもPerfumeは大丈夫って確信しました。

8.超来輪

タイトルと曲調がなんだかぴったりはまってる〜!つめこむZIPは解凍Goとかホコリの付いたフロッピーディスクとかおっさん心(?)をくすぐる歌詞にくすぐられます。超来輪とは中田さんの造語だそうです。超来輪ときて無限未来とくる文字の並びがすごく好き。

9.無限未来

ちはやふるの主題歌がFLASHのときは全然観に行こうとか思わなかったのにこの曲になったらめっちゃ映画見に行きたくなったからね。ほんと良い曲。「無限未来」って言葉がすごく良いよね。この曲聴きながらこの言葉について一人で考えたときがあって、一人の人間の未来だけを考えると未来は有限だけど、人類、生物、地球、宇宙規模で考えるとあ〜未来って無限だ〜ってなんかそのときぶわっと思考が広がりました。そして名前負けしてない壮大な曲。MVも良い。

10.宝石の雨

TOKYO GIRLのシングル買ってなかったから宝石の雨ってタイトルしか聞いたことなかったんだけどアルバムの中で初めて聴いたら「めっちゃ良い曲じゃん!!!」ってなった。この曲を今まで聴いていなかったなんてもったいない気もするけどアルバムで初めて聞けてラッキーな気もする。「無限未来」に続き「宝石の雨」ってタイトルすごいやばい。中田さん言葉選びのセンスほんと良い。

11.天空

アルバムの中でこの曲だけなんかごきげんかわいい。3人で空飛んでる感。なんか初期のPerfume思い出した。エレクトロワールドとかリニアモーターガールとかコンピュータシティーとか。

12.Everyday

この曲もシングルで聞き飽きた感あったのにアルバム最後の一曲として聴くとすごく特別感。これだからアルバムってほんといいよね。CDっていいよね。

この曲を聴き終わると、僕たちのEverydayがまた始まるのだ。

まとめ

FuturePopというタイトルだけが発表されたときは「うぉーーーIf you wannaみたいな攻め攻めの曲がいっぱい入ってるんだろうな〜〜」と想像しましたが思いのほかやさしい!やさしいのに弾力があるというか味があるというか(グミ?)。

前のアルバムもその前のアルバムも、最近のPerfumeのアルバムは中田ヤスタカ感がだんだん強くなってきた感じがあったんだけど今回のアルバムも中田さんの作品の1つって感じします!中田さんの作品でありPerfumeの作品。

けっこう前だけど中田ヤスタカ名義では初のアルバムもめっちゃ良いのでぜひ聴いて。

White Cube

White Cube

  • 中田ヤスタカ
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 FuturePop、アルバム1枚で43分しかないんだけどそこがまた良い。ナチュラルに12曲が流れていってあっという間に43分時間が経ってる。

アルバムの中でも7曲目のLet Me KnowにPerfumeの今後というかPerfumeの未来を感じた。

考えてみると社会人1年目の4月にTSUTAYAでPerfumeのアルバムを借りて、好きになって、気がつけばあれから10年が経って、30歳になって、自分の社会人生活はPerfumeと共にあるなーとしみじみなりました。

何歳になったって、これからもPerfumeは、僕は、大丈夫だ。

↑Perfumeのアルバムで毎回本編よりも(?)楽しみにしているのが初回特典でついて来る「Perfumeのただただラジオが好きだからレイディオ!」この3人の会話ほんとおもしろいし、だからPerfume好きなんよなーって再認識させられる。アルバム買う人は絶対初回盤買ってね。

宇多田ヒカルアルバム「初恋」感想・レビュー

初恋

宇多田ヒカルのニューアルバム出ましたね(今さら)!

発売日にCD買ってから何周も聴いてます。聴けば聴くほど耳に馴染んでくるというか、聴けば聴くほど魅力が増していく感じ。

というわけで発売からだいぶ時間が経ったけど全曲レビュー行きます。

宇多田ヒカルアルバム「初恋」感想・レビュー

1.Play A Love Song

Fantome(前のアルバム)の「道」も最高でしたが、今回の一曲目も四つ打ちの軽快なやつ。宇多田ヒカルってコーラスも全部自分の声でやるイメージなんだけどこの曲は黒人女性っぽいコーラス入ってて新鮮。「道」もそうだけど宇多田ヒカルって一見陽気な曲の中に悲しさがある。 

Play A Love Song

Play A Love Song

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

2.あなた

この曲ほんと名曲。DESTINY鎌倉ものがたり見てからずっと聞いてるけどアルバムの中で聴くとまた際立つ。SONGSで又吉さんも注目してたけど宇多田ヒカルの言葉ってすごい。普通の人には書けない言葉を書く人だといつも思う。

"代わり映えしない明日をください"

どうしてこんな歌詞書けるんだろう。

そしておしゃれで、ポップで、なのに切ない。

どうしてこんな曲書けるんだろう。

あなた

あなた

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 3.初恋

ストリングスのせいもあってものすごく感情が高まる曲。花より男子続編の主題歌なのでFlavor Of Lifeも思い出す。16歳で作ったFirst Loveを当時聴いてとんでもないと思ったけど35歳で作った初恋もとんでもないし、今どっちの曲に震えるかと言えば絶対後者だ。

初恋

初恋

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 4.誓い

初めて聴いたときはキングダムハーツの主題歌にしては光とかPassionに比べてインパクトないな?なんて思ったけど聴けば聴くほど魅力が増してきた。シングル曲以外だと今回のアルバムの中で一番好きかも。

"朝日色の指輪にしよう"

COLORSの時からずっと、宇多田ヒカルの色の表現が好き。 

誓い

誓い

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 5.Forevermore

ドラマ「ごめん、愛してる」の主題歌。ドラマ主題歌というわけでPrisoner Of Loveを思い出した(宇多田ヒカルの曲の中でもトップ争うくらい好き)。宇多田ヒカル主題歌のドラマってもうそれだけで魅力があるし物語の魅力引き出すし最強のタイアップだと思う。 

Forevermore

Forevermore

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 6.Too Proud

さっきまでめっちゃ愛してるって歌ってからのセックスレスの歌。しかも英詞でも比喩的でもなくかなり直接的にそれについて歌ってる。すごいな。なのに下品じゃない。

Too Proud featuring Jevon

Too Proud featuring Jevon

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

7.Good Night

映画「ペンギン・ハイウェイ」の主題歌。「あなた」もそうだったんだけど映画主題歌って本編見終わった後に映画館でエンドロールと一緒に聴くと今まで聴いていた曲でもびっくりするぐらい違う聴こえ方になる。そして絶対映画見る前よりもその曲が好きになる。これも映画館で聴いたら最高だろうな。 

Good Night

Good Night

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 8.パクチーの唄

この唄聞いた瞬間から"パクチーパクパク"ってフレーズが頭から離れなくなる。そして"パクチー"って名前のキャッチーさすごいなって気づく。タイトルから遊び曲かと思いきやめっちゃしっかりいい曲に仕上げるのがさすが宇多田ヒカル。 

パクチーの唄

パクチーの唄

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 9.残り香

前作のFantomeで言うと人魚みたいな曲。

"暖かいあなたの肩を探す"

Fantome以降の宇多田ヒカルの曲って母親のこと?恋人のこと?夫のこと?わからなくなってくる。意味深。

残り香

残り香

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 10.大空で抱きしめて

配信リリースされてたけどあんまりピンと来なくて買わずにアルバムまで待ってた。やっぱり良い!前半の平和な雰囲気からだんだんと切実になって行く感じがとても良いです。

大空で抱きしめて

大空で抱きしめて

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 11.夕凪

ゼィァーーゼィァーーのとこめちゃかっこいい。レディオヘッドにこんな曲あったよね。宇多田ヒカルのアルバムでこういうかっこよさの曲聴けると思わなかった。

夕凪

夕凪

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

12.嫉妬されるべき人生

まず「嫉妬されるべき人生」ってタイトルが最近の椎名林檎さんぽくてたまらなく好き。

そして最後の曲めっちゃシリアス。映画にしても音楽にしてもこういう含みのある終わり方、私大好きです。

嫉妬されるべき人生

嫉妬されるべき人生

  • 宇多田ヒカル
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

まとめ

Fantomeからずっと楽しみにしていた宇多田ヒカル復活後2枚目。前作の匂いも残しつつもっと赤裸々で今の宇多田を歌ってると思った。このアルバム(特に言葉)作れる人って世界中探してもこの人しかいないなーっていつも思う。

アルバムも世界中で売れているみたいだし親友の椎名林檎さんが主要メンバーの東京五輪開閉開式に宇多田さんが絡んでくれたら最高だなーと妄想してます。

ライブ行けないけどどんなライブするのかもすごく気になる!今後の宇多田ヒカルが楽しみ〜

 

椎名林檎「ひょっとしてレコ発2018」セトリ・ライブレポ・感想

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ついにネタバレ解禁!椎名林檎ツアー「ひょっとしてレコ発2018」改め「椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯」

5月25日広島@上野学園ホールに参戦してきました。

感想を一言で表すと「えっ、もう終わった......!?」

感想

まず感想を箇条書きで。

  • 児玉監督の仕事がすごい
  • 椎名林檎自身(女)を使った演出がすごい
  • 二次元と三次元の境が曖昧になる
  • ステージ全体を使って1つのMVみたいな
  • セトリのバランスがすごい

セットリスト

1.人生は思い通り
2.おいしい季節
3.色恋沙汰
4.ギブス
5.意識
6.JL005便で
7.少女ロボット
8.弁解ドビュッシー
9.浴室
10.薄ら氷心中
11.暗夜の心中立て
12.枯葉
13.眩暈
14.おとなの掟
15.重金属製の女
16.静かなる逆襲
17.華麗なる逆襲
18.孤独のあかつき
19.自由へ道連れ
20.人生は夢だらけ

アンコール

21.丸の内サディ?ティック
22.NIPPON
23.野性の同盟

椎名林檎ツアー「ひょっとしてレコ発2018」改め「椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯」ライブレポ

では一曲ずつ細かくライブレポ書いていきます!演出部分のレポ多め。

参戦できなかった方はDVDやブルーレイで映像化されるまで想像を膨らませてもらえたらうれしいです。

全部記憶で書いているので誤りあるかと思いますのでそこはご了承を〜!

ライブ開始前の演出

舞台の背景にあるスクリーンに正方形(インスタ的)な白い枠が出現。枠の中に3:00:00の文字が。

能動的三分間よろしくカウントダウンが始まる。普通なら10秒前ぐらいにスタートするはずのカウトダウンを、3分間もさせるのが椎名林檎(というか児玉裕一)。みんなで減っていく数字を見つめるだけなのにこんなにどきどきできる演出、上手いなー。

50秒前くらいにバンドメンバー登場。

10秒前くらいに椎名林檎登場。正方形の枠カウントダウンの背景にはスペースシャトル発車前の映像が。

会場大歓声。

00:00:00

1.人生は思い通り

椎名林檎のワンマンライブ一曲目はいつも意外な曲から始まる。この曲はカーネーションのカップリングなんだけど、ここで聴くまで存在を忘れていたぐらい目立たない曲(「はて?この曲なんだっけ?カバー曲だっけ?」って曲の間中思い出せないくらい忘れてた)

そんな地味で目立たない曲を拾い上げ、ライブ一曲目という重要な位置に配置し、一生忘れない名曲に変えてしまうのが椎名林檎実演の醍醐味。

ステージ背景の正方形の白枠に宇宙旅行的な3DCGの映像。Amazon風にShiina Ringoと書かれたロゴの段ボールから「逆輸入〜航空局〜」のパッケージが出てきて宇宙に放出されるみたいな。最後アポロ計画の月の旗がひょっとしてレコ発のロゴになってた。

2.おいしい季節

久々に林檎さんを見れて感動して、曲名が思い出せずに混乱してたら1曲目が終わった。2曲目は今やライブでお馴染みのナンバー。なんだか安心してしまった。衣装は柄の生地で作られたアジア系の国の偉い人?兵士?みたいなドレス(なにそれ)。

正方形の白枠には時計(時間)など歌詞をイメージしたモーショングラフィックス。

3.色恋沙汰

これも意外な曲。正方形の白枠には「LOVE AFFAIR(色恋沙汰)」のネオン文字。その背景にインスタ映えしそうな(?)地球上の映像が映し出される。曲が終わるとおもむろにギターを抱える。

4.ギブス

まさかのギブス。1週間前の東京公演の映像がZIPでオンエアされていたのが一瞬見えてネタバレしてしまっていたのがめちゃくちゃ悔しかった。なにもこの曲をオンエアしなくても。おれだってここで「ギブス......!?」って感動したかったよ!

正方形の白枠には銀色の点々がきらきら揺らめくだけのシンプルな演出。これがElectric Moleのギブスを彷彿とさせた。

5.意識

この曲と演出がかっこよすぎて膝から崩れ落ちそうになった。

正方形の白枠の中に白色中抜きで「意識」のネオン文字。なんか新宿のアップルストアみたいな雰囲気。フォントかわいい。

ここで初めてステージ両脇に縦長のスクリーンが登場。電光掲示板風の赤文字で意識の歌詞が流れる。

床に置いた番傘に隠れた林檎さんはステージから消える。

6.JL005便で

いつのまにか逆輸入〜航空局〜の羽織りの衣装に着替えた林檎さん登場。

正方形の白い枠の中にパソコンのBIOS設定画面的なカクカクしたフォントで赤色の歌詞が映し出される。

その後、枠の中に揺れる海(海面)の映像が、正方形からステージ全体に拡張される(!)海はさきほど電光掲示板だったステージ手前の長細いスクリーンにまで広がる。

スクリーンに様々な映像や歌詞やクレジットが表示されてここはもうステージ上で1つのMVを見ているかのように美しかった。二次元と三次元、現実と虚構の境がなくなるような感覚。

8.少女ロボット

逆輸入の落ち着いたアレンジの少女ロボット。スクリーンも控えめな演出。幾何学の花の模様のようなモーショングラフィックス。

8.弁解ドビュッシー

また意外な曲が。バグった曲に合わせてスクリーンもバグったみたいな映像。めちゃくちゃかっこよくて脳みそ溶けそう。そして2018年になってもエレキギターかき鳴らしながらこの曲やっている椎名林檎の姿がかっこよすぎて感慨深すぎてくらくらする。

9.浴室

今回勝訴の曲多くて感動。たたんだ扇子で林檎を切る仕草しながら歌う林檎さん。スクリーンにはまな板と穴あき包丁で林檎を剥いて切る映像。蘇る10年前、林檎博の記憶。

「洗って切って水の中〜」のときは水の中みたいなアニメーション。ステージにはいつのまにか羽織りを脱いだ黄色いキャミソール髪の毛ボサボサの女が出現。

10.薄ら氷心中

歌いながらボサボサの髪をクシでとく椎名林檎。髪をとくだけで浴室の中の女から薄ら氷心中の中の女へ変身する。自分自身を舞台装置として使ってしまう椎名林檎。恐るべし。

曲の後半は歌いながら崩れ落ちて床を転げ回ったりハイヒール履いたきれいな足をあげたりもう色気が大変なことになる。

11.暗夜の心中

倒れた女が起き上がって演歌を歌い始める。心中に次ぐ心中。全く死ぬ気配はない。

12.枯葉

スクリーンに女がはさみで髪を切る映像。枯葉の歌詞。賣笑エクスタシーを思い出す......!まさか枯葉が聞けるなんて思わなかった...!

13.眩暈

と思ったら眩暈のイントロが流れる。もう「えっ」「えっ!?」って感じで、枯葉全部聴きたかった......って気持ちと、眩暈......!?って気持ちで感情が忙しかった。

衣装は柄のカジュアルなもこもこのブルゾンみたいな。スクリーンには灰と火の粉の映像。エモい。

アウトロにプロペラの音だけが残り、響く。ここで「だからこの曲が選ばれたのか!」と合点が行く。

14.大人の掟

眩暈の灰色から暗闇で「真っ黒な中に一つ」のと歌う流れに痺れる。逆輸入の英語ではなく日本語でやってくれた。手にはタンバリン。

15.貴金属製の女

上着を脱いでギターを抱える。黒いタイトな黒パンツに白い無音Tにショートカット。かっこいい。

スクリーンには淡いグラデーションがかった色にインクがブシャーみたいな映像。最後は「貴」「金」「属」「製」「の」「女」の文字が一文字ずつ交互に映し出される。

16.静かなる逆襲

目抜き通りのデジタルジャケットみたいなオレンジ色のネオン街の映像。「目抜き通りか!」と思いきや静かなる逆襲だった。

「ねえ貸してよTUTAYA」のとこで「ツタヤ」の文字が輝き「随所に未来感じるSELF REGISTER」のとこで「セルフレジ」の文字が輝き名越さんのソロでは「754」の文字が輝く。

ネオン街の文字にSUGAR&SPICE(女の子は誰でも)とかSO COCO TOKYO(某都民)とか東京事変ネタが含まれているのが嬉しい。

17.華麗なる逆襲

逆襲に次ぐ逆襲。ここで旗を取り出して数少ないMC「SMAPでーーす!」に笑う。会場みんなで赤い手旗を振り振り。「美しいーーー」。楽し〜〜〜。

18.孤独のあかつき

旗を振ったまま孤独のあかつき。スクリーンには暗闇の地平線に光が走るみたいなシンプルな映像。

19.自由へ道連れ

暗闇から一気に鮮やかなスケボーで滑り回る映像。アダムとイヴの林檎の私立恵比寿中学のカバーがめっちゃよくて改めてこの曲好きになったから聞けてうれしかった!

20.人生は夢だらけ

暗くなって冒頭を歌い、「この人生は夢だらけ〜〜〜」でスクリーン全体にMVと同じく行き交う人々の映像が!正方形の映像に重ねられた黄色いタイトル文字も出てくる(これ大好き)。

MVの「こんな時代じゃ」の辺りで一瞬映る80年代風のポップな背景も映る。背景に生身の椎名林檎が重なってステージ全体でMVみたいな。児玉ワールド全開で最高の最高。

最後「この人生は夢だらけ」でマイクを高く掲げて終了。......かっこよすぎる。

いつものクロールの動きで退場。

あっと言う間すぎてまさかこれで最後の曲だと気づかなかった。「えっ、えっもう本編終わり!?もうアンコール!?まじで」って信じられないくらい短く感じた。

ENC1.丸の内サディスティック

グッズの緑の着物を着て登場。ジャズアレンジの丸の内サディスティック。着物でいつものステップを踏みながら腰を振りながら歌う林檎さん。「報酬は入社後」の後の「シャドー」を客席に促す。スクリーンにも「シャドー」の文字。

ENC2.NIPPON

スクリーンの白い枠内が真っ赤になる。「一瞬広島だからカープの赤?」と思ったらその赤が日の丸になる。それわ閉会式のやつ〜!これは良い公私混同。

ENC3.野性の同盟

最後はこの曲。ライブ最後に聴いた曲も一生忘れない曲になる。

長いアウトロと煙に巻かれて退場。ステージ後ろにシルエットのみの林檎さんが手を振る。

終わった......。

まとめ

最高だった。あのリオオリンピック閉会式後初のワンマンライブだったから特に演出面ものすごく期待していたけどやっぱりすごかった。

演奏だけじゃなく演出にもグルーヴを感じるというか、児玉さんと林檎さん夫婦にしかできないライブ。

そして本日デビュー20周年記念日に林檎博18のツアー詳細が発表された!2018年、まだまだ夢だらけ。