シンゴジラの興行収入が今年の邦画トップになりそうな勢いとのこと。シンゴジラがどんどん盛り上がってきて楽しい。ZIPでゴジラが火吐くシーンとか会議のシーンが出てきてまた見に行きたくなった!すでに感想は書いたけどもっと語りたくなった。こんなに語りたくなる映画が今まであったか。
シンゴジラを見に行ったきっかけ
公開日の翌日にこの映画批評が話題になっていて、エヴァンゲリオンもゴジラも全然興味がなかったのにものすごく見に行きたくなった。
その3日後の平日に妻と休みが重なったので「シンゴジラおもしろいらしいから見に行こう」「たぶんこれからじわじわ流行ると思うから見といた方がいいよ!」と誘って一緒に見に行った。
感想はここに書いた通りちょーおもしろかった! 映画館であんなにはらはらどきどきしたのって久しぶりかも。
妻もおもしろかったらしく、映画を見たあとは2人で映画のいろいろなシーンについて話した。
見たあとはもういろんな人にこのシンゴジラの良さを映画館で味わってほしくてたまらなくなった。
シンゴジラをおすすめした人の反応
とりあえず飲み会で会社の人に「シンゴジラめっっっっちゃおもしろいですよ」と言って勧めた。
その翌週に「見に行ったよ〜」と教えてくれて、「『めっっっっちゃ』って言うからめっちゃ期待して見に行ったけど期待しすぎた。おもしろかったけど。」って言われた。ハードル上げすぎた。
ハードルを下げることの大切さ、ハードルを上げることの怖さ
僕が見に行ったときはまだまだここまで話題になってなかったし手がかりは上に載せた映画批評の記事だけだったので「本当におもしろいのかな〜」と半信半疑な気持ちで見たから良かったのかも。だから庵野秀明監督が作った「あまり期待をさせない」予告は大成功だったんだな。すごい戦略家。だってもう一回見たいぐらいのあんなシーンもこんなシーンも全然入ってないし!あの映画批評記事見るまではこの予告しか見たことなかったから「今さらゴジラとか(笑)」「エヴァンゲリオンの監督が作ったんだ、へー」「あんまりおもしろくなさそうだなー」としか思ってなかった。だからこそ本編のクオリティの高さに驚愕だった。
ハードルの低さって大事なんだな。何事も過度の期待を持つのは良くないなーと思った。みんなから金メダルを期待されていた吉田沙保里選手が銀メダル取って大泣きして謝っている姿を今朝テレビで見てからもそう思った。(銀メダルでもすごいのに!)過度の期待は良くない。
他人へのハードルは低く、自分へのハードルは高く
他人に過度の期待をするのは良くないけどものをつくる側の人は自分に期待することは大事だと思ってる。「絶対いい作品になる!」「自分ならできる!」って信じることは大事だ。スポーツ選手にしてもアーティストにしても偉大な人はみんな自分に自信がある。自分へのハードルは高くしておいた方が低いハードルをどんどん飛びこえて高いところまで行けるんだと思う。というわけで今できた格言「他人へのハードルは低く、自分へのハードルは高く」。なんかシンゴジラ関係なくなってきた。
シン・ゴジラ という社会現象
そういえば磯野貴理子さんがテレビででシンゴジラを絶賛しているのを見てすごく愉快だった。
「なんで今まで見に行かなかったんだろう」「怪獣映画だと思うじゃん」「社会派」「何かによって街が破壊されて行くのって大体ニューヨークじゃん」「だけどさ東京よ。知ってるとこがいっぱいでてくるの」「もうドキュメンタリー」「もう1回見たいもん」「しっぽが、しっぽがすごいのよ〜〜」「おじさんっておもしろいもの大体知ってるの」
シンゴジラをすでに見ている人は「わかるわかるぅ〜その気持ちわかるぅ〜!」ってなるし、見てない人からするとたぶん「そんなにすごいなら行ってみようかしら」となるあの喋り。おばちゃんのコミュニケーションってすごい!
シンゴジラって最初はネットユーザー(はてなブックマーク)の盛り上がりしか見てなかったから男性向けかと思ってたんだけど、こういう主婦層にもウケるってことはもう無敵じゃん!これからまだまだ入場者数増えるだろうし、もう年末のヒット商品番付の横綱「ポケモンGO」大関「シン・ゴジラ」になる未来が見えたよ!社会現象やー。
まとめ:いいもの広まれ
いいものが広まるのって楽しい。シン・ゴジラみたいないい作品(似たような作品という意味ではなく)をこれからもっともっと見てみたいし流行ってほしい。