[Alexandros](アレキサンドロス)のニューシングル「SNOW SOWND(スノーサウンド) / 今まで君が泣いた分取り戻そう」を聴いた。
感想はあまーい!あますぎるよ川上さん。あなたあれなの?広瀬香美なの??
シングルだけどこれ聴いていろいろ思うことがあったので全曲レビューを書いてみる。
[Alexandros]シングル「SNOW SOWND(スノーサウンド) / 今まで君が泣いた分取り戻そう」全曲レビュー・感想
1.SNOW SOUND(スノーサウンド)
「JR東日本 2016-2017 JR SKISKI」CMへの書き下ろし曲。アルバム「EXIST!」を聴いている時も思ったけど[Alexandros]というか川上洋平さんは毎度毎度タイアップにばっちりはまる曲書きますね。お客さんの要望通りのものをきっちり仕上げて納める。まさに会社員の鏡。さすが元サラリーマンである。
これ絶対スキー行きたくなるもんね。絶対スキー場で流れてるもんね。むしろ行かなくてもスキー場行った気分なるもんね(あれ)。サウンドといいコーラスといい80年代の香りが漂ってくる。
だけどたぶんこのきらきらした曲を一見して「こんなのおれの(私の)求めるアレキサンドロスじゃなーーーい。あまーーーい。」とか「ドロスおわった」って評価するファンもいるはず。だけど
「もぅマヂ無理。ファンゃめょ・・・」
ってなるのはちょっと待っていただきたい。
この曲、今の[Alexandros]だからできるのだ。ある程度の知名度を獲得して、[Alexandros]ってどういうバンド?ていうのがある程度広まっている今だから。
この曲を聴いているとその裏で「まあ待っててくれ。次のライブとアルバムではめちゃくちゃ暴れてやるからな。」と言ってる洋平さんの声が聞こえる(気のせい)。
想像してください。ライブで「Cat2」とか「Boo!」みたいな曲で散々暴れた後にこのデザートみたいな甘くてキラキラした曲聴くのめっちゃ気持ちよくないですか?
それがアレキサンドロスの良さなのだ。
2.今まで君が泣いた分取り戻そう
映画「今日のキラくん」主題歌。
アルバム「EXIST!」の終盤にアルバムの流れの中でこの曲を聴いていて、これはいい曲だなーと思ったけど、今回シングル曲として独立して聴いても「やっぱこれ名曲だわ」ってなった。
これ「今日のキラくん」見たくなるもんね。映画館で映画見終わった後エンドロールでこの曲流れるの絶対ええやん。そして川上洋平さんも英語教師役としてカメオ出演(ゲスト出演)しているとのこと。ぜひ映画館で観てみたい。
そして[Alexandros]のことなんてほとんど知らなかった人が映画館でエンドロールでこの曲聴き終わったら心揺さぶられてそのまま近くのタワレコに直行だろう(願望)。
曲聴いた人は映画観たくなるし、映画観た人は曲聴きたくなる。タイアップの理想の形。
3.Dear Enemies (live at Zepp Tokyo 2016.12.5)
ここからアレキサンドロスのシングル恒例のライブ音源。Tour 2016~2017 ~We Come In Peace~@Zepp東京のものです。いま回ってるツアーの音源がもう聴けるのってめっちゃいいですね。仕事が早い。新鮮。
上の2曲の後に「Dear Enemies」みたいな曲持ってくるのが[Alexandros](というか[Champagne])らしくてニヤッとする。
「Dear Enemies」は3枚目のアルバム「Schwarzenegger」(シュワルツェネッガー)に収録されています。
僕このアルバムが大好きなんですよね。[Alexandros](というか[Champagne])のアルバムの中で一番好きなんじゃないかってぐらい好き。だからこのシングルでこの曲良いと思った人はぜひ3枚目のアルバム「Schwarzenegger」を聴いてほしい。アレキサンドロスの魅力詰まってるから。詳細を語りたくなったからまたこのアルバムのレビューも書きたい。
ちなみに途中で切れてるけどこの日のライブではこの曲「Dear Enemies」〜「City」につながってます。ライブで聴きたい。
4.Swan (live at Yokohama Arena 2016.11.16)
Tour 2016~2017 ~We Come In Peace~初日の横浜アリーナのライブ音源です。前回のシングル曲が次のシングルでライブ音源として聴けるのなんか得した気分になるな。
長いイントロの途中でようぺいんが喋り始める。
「俺たちのライブでは(あの(小声))音源と...(←噛む)音源通りに...ライブではやることは実はあんまなくてですね...ライブはライブなりのやり方でやりたいと(もごもご)初めての感覚で楽しんでもらいたいと思ってます。よろしくです。」
おいMCぐだぐだだな。
よくこのMCシングルに入れたな(笑)って笑っちゃうぐらいゆるいMC、ライブでは音源通りにやらないと言いきった矢先に歌い始めた「あーいをーうたーう〜」の声が音源通りにエフェクトかかってて(笑)おい!ってつっこもうとしたら鳴り始めるドラム(サトヤスさん)の音が
「サンバなの???」
ってなるぐらいのご機嫌なテンションでびっくりする。
つっこみどころいっぱいでおもしろい。Swanがこんなに踊れるとは。
この曲の終わりに流れるように始まる次の曲へのつなぎがいい感じに途切れていて超気になる。もちろんわざとだ。
ちなみにこの日のライブはこの後「Run A Way」につながります。気になる。ぜひDVDで聴きたい。というかライブで聴きたい。
まとめ:甘さとゆるさと激しさと
というわけでシングル一枚だけでも[Alexandros]のいろんな面が詰まっていて大満足。
着々と良いタイアップ曲の実績を作っているので今後もいろんな企業や番組に曲提供していくことになるんだと思います。今後もタイアップにぴったりの曲をきっちり仕上げていただきたい。そしてライブやアルバムではしっかり暴れていただきたい。
そんな仕事人な[Alexandros]が見られるシングルです。
↑ 初回盤は2016年11月10日にアルバム「EXIST!」発売記念に六本木ヒルズで行われたフリーライブの模様を収録したDVD付き
↑ CDのみの通常盤
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