2年後の東京オリンピック開会式に椎名林檎さんが関わっていなかったらたぶん気にしてなかったであろう平昌オリンピック開会式。がっつり最初から最後まで見てしまいました。
やっぱりたくさんの人々が関わって作りあげたショーは素晴らしくて感動したのと同時に、やっぱりリオオリンピック閉会式の引継ぎ式ってすごかったよね!!!っていう感想。
NHKのピョンチャンオリンピック用アプリで開会式の動画をダイジェストで見れます。↓
https://itunes.apple.com/jp/app/nhk-%E3%83%94%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3-2018/id1333869694?mt=8&uo=4&at=1000lpyu
今回の平昌オリンピック開会式を見ていると素晴らしい部分はたくさんあったけど、ちょっとこれはダサいかもなと感じる部分がちょいちょいあった。
平昌開会式に比べてリオ閉会式の日本の演出の何がすごかっのかを考えてみて思ったのは、リオ五輪の日本の「トーキョーショー」にはこの「ダサい」部分が一切なかったってこと。そこがすごかったのだと気づいた。
そんなことを考えながら平昌オリンピック開会式を振り返ってみる。
平昌(ぴょんちゃん)オリンピック開会式のよかったところ
とりあえず思い出せるものを箇条書きで。
- 子供達の未来の姿、未来のテクノロジー、未来の街など、オリンピックの先の世界を想像させるムービーにわくわくした
- 会場観客席のLEDの光がきれい
- 光るドローンの演出がすごい
- 韓国の古い童謡と先進的な音楽の融合にしびれた
- アリランを歌う足元に広がる花畑の演出がかっこいい
- 聖火台に火を付けるとき最後にキムヨナさんが出てきてなぜかすごいテンションが上がった
- 韓国の鬼が踊るキレキレのダンスがかっこいい
- 韓国と北朝鮮はひとつという思いや世界の平和を願った演出
平昌(ぴょんちゃん)オリンピック開会式でダサいと感じたところ
ダサかったりいまいちと感じたところ。
- 映像内のCGの合成感
- 映像の韓国ドラマ感
- 神秘的な動物達を動かしている黒子がなんか滑稽
- 選手入場で流れるK-POP
他にもあったけどとりあえず思い出せるものだけ。センスが良いものやクオリティ高いものだけでまとめるのってすごく難しいことだなと思いました。東京五輪は山崎貴監督や椎名林檎さん他、センスの塊みたいな名だたるクリエイターの皆様が集結しているので楽しみすぎます。日本だったら(林檎さんだったら)どんな曲を使うのか、どんな映像を見せてくれるのか、想像がふくらむ〜
あとちょっと話ずれるけど韓国の大きい国旗の入場を見たときにふと、日本の国旗のデザインってすごいシンプルでかっこいいなと認識しました(右翼ではない)。
平昌オリンピック開会式とリオオリンピック閉会式引き継ぎ式の日本の演出で似ていたところ
今までオリンピックの開会式をこんなに真面目に見たことがないのでなんとも言えないんだけど平昌の開会式の中でデジャブみたいな、リオオリンピック閉会式引き継ぎ式の演出で見たようなシーンが何個かあった。
- 会場の床に映されるプロジェクションマッピング
- 会場空中に浮かび上がる光の演出
- 大きなスマホのようなフレームを持って踊るダンサー
- 会場中心の円の周りで踊る大勢のダンサー
- 会場外に打ち上がる大きな花火
Twitterを眺めていると「日本のパクリじゃん!」という声も結構あったけどま〜これをパクリだ!と言って批判するのは言い過ぎかなとは思う。だけどリオ閉会式の日本の演出がなかったら平昌開会式の演出は全然違うものになっていたと思うし、このショーを作った監督は確実に2年前の日本の演出からインスピレーションを受けていると思った。
そしてそういう部分が見えて悲しいより嬉しかったり誇りに思う気持ちの方が強かったし、2年後の2020年に平昌開会式よりもっとすごいものを東京で見せてもらえんじゃないかと期待がさらに高まってわくわくしました。
まとめ:長い長いショー
というわけで感動したりけちつけてみたりしながら最初から最後まで開会式を楽しむことができました。ていうかオリンピックの開会式ってこんなに長いんですね。2時間半ぐらい?引継ぎ式とは比べものにならないぐらい長い。
林檎さんがこんな超大作に絡むのならば2020年は絶対生で見たいぞという気持ちがまた強くなりました。どうやったらチケットとれるんやろか。